中国人民元両替おすすめは?安く中国・日本で両替するポイント

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本記事での中国銀行は、中華人民共和国の首都北京に本店がある中国銀行を指します。日本の岡山県に本店がある、中国銀行ではありません。

両替手数料の解説を読む

当サイトでは、一部の両替の比較について、外国為替市場のレートから両替手数料を算出して行っています。これにより、両替レートをわかりやすくすることが狙いです。これは総額に対する手数料の割合を記載しており、具体的な計算例は以下の通りです。

両替手数料
(割合)
両替総額両替手数料
(実際の金額)
3.00%
の場合
50,000円両替で1,500円
100,000円両替で3,000円
10.00%
の場合
50,000円両替で5,000円
100,000円両替で10,000円
両替手数料早見表

なぜこうなるのか?というと、以下の写真を見てください。

両替レート例(日本)
両替レート例(日本)

両替店は写真の通り、外貨を買う時と売る時でレートが異なります。これは、買う時は安く買い、売る時は高く売ることで、差額を両替店の利益としているからです。

そこで、当サイトでは、その日の日本時間12時頃の外国為替市場のレートを確認し、両替店のレートとの差額を求めることで、どの程度レートに上乗せされているかを算出しています。

両替手数料の計算式は、「(両替店のレート-外国為替市場レート)÷外国為替市場レート×100」です。具体的には、上記の写真の場合に以下の通り算出しています。

  • アメリカドル
    • この日の外国為替市場のレートは1ドル=143.84円
    • 三菱UFJのレートは1ドル=146.75円
    • 2.02%レートが高いので、その分が手数料として上乗せされていることになります。
  • 韓国ウォン
    • この日の外国為替市場のレートは1ウォン=0.1015円
    • 三菱UFJのレートは1ウォン=0.1164円
    • 14.67%レートが高いので、その分が手数料として上乗せされていることになります。

全ての両替店について、同じ日・時間で統一した外国為替市場レートを基準にして比較しています。これにより、レートの良い・悪いを分かりやすくすることを狙いとしています。

もくじ

今日の中国元の両替レート(毎日12時更新)

両替レート情報は、日本時間のお昼12時に毎日更新します。
なお、週末は外国為替市場がお休みとなるため、レートは変動しない事が多いです。

東京外国為替市場における、本日の中国元の両替レートは以下の通りです。

両替エリア両替レート
東京外国為替市場1中国元 = 21.85円
東京外国為替市場の両替レート
(最終更新日時 : 2024/04/27 12:14)

日本の両替店のレート(空港や金融機関)

日本国内の主要国際空港と、三菱UFJフィナンシャルグループに、外貨両替ドルユーロのレートは以下の通りです。

両替エリア両替レート

外貨両替ドルユーロ
100円引きクーポン
opm012

1中国元 = 22.94円
成田空港(空港直営両替)1中国元 = 23.27円
羽田空港(みずほ銀行)1中国元 = 23.25円
関西空港(空港直営両替)1中国元 = 23.61円
中部空港(空港直営両替)1中国元 = 23.15円
福岡空港(福岡銀行)1中国元 = 23.26円
三菱UFJフィナンシャルグループ1中国元 = 23.16円
日本国内の空港・銀行の両替レート
(最終更新日時 : 2024/04/27 12:14)

中国現地の両替店のレート(金融機関)

中国現地の両替店のレートは以下の通りです。

なお、中国の空港のレートは、下記よりやや悪いレートになります。また、空港では両替手数料として1回50元程度(約1,092円前後)が必要になる点にも注意してください。

両替エリア両替レート
中国工商銀行1中国元 = 22.36円
中国銀行1中国元 = 22.28円
中国の銀行の両替レート
(最終更新日時 : 2024/04/27 12:14)

注:中国現地では、「100円=XX中国元」と、日本と両替レートの表記が反対で記載されます。当研究所は比較しやすくするために、レートを日本の表記ルールにあわせて再計算して記載しています。その際、計算上若干の誤差が生じる場合がありますので、その点はご注意ください。

空港に関しては、上海浦東国際の空港の情報を以下の通りまとめています。基本的には中国現地の空港で両替するぐらいなら、日本の空港で両替するほうがいいな、と私は思います。

中国元のおすすめ両替方法

中国元の代表的な両替所について、過去45日間の両替レート推移を以下のグラフにまとめました。

本日の両替レートは以下の通りになります。この表中では、10万円両替した場合に成田空港とくらべてどの程度レートが違うかも合わせてまとめています。

両替場所両替レート両替金額
差額
(10万円両替毎)
成田空港(空港直営両替店)23.27(基準価格)
外貨両替ドルユーロ22.941,351円お得
中国銀行22.284,178円お得
中国元のレート比較
(最終更新日時 : 2024/04/27 12:14)

中国元の両替をする場合で、各所で押さえておきたいポイントは以下の通りです。

両替場所両替レート利便性
日本の空港
レートはかなり悪く、おすすめしない

多くの空港で、出国前の両替所で両替可能
外貨両替ドルユーロ
中国現地の銀行よりやや悪いが、ほぼ同等のレート

日本で出発前に両替が可能。自宅で簡易書留で受取が必要
中国の空港
1回両替毎に手数料がそこそこ必要なため、基本は日本のほうがおすすめ

中国に到着してその場で両替が可能
中国の銀行
この中ではレートは一番良い

平日日中帯に現地の銀行へ訪れる必要あり
中国元のレート比較

上記のレートや、両替にかかる手間を総合的に考慮して、お勧めの両替方法は以下としています。

中国元の両替は外貨両替ドルユーロがおすすめ

中国元に関しては、中国現地に近いレートで両替ができる外貨両替ドルユーロの利用がおすすめです。理由としてはレートが各所と比較してよく、日本で事前に準備をおわらせられるから、ですね。

空港のレートは日本・中国ともに悪いです。日本の空港のレートは最初にご紹介した通りですが、中国元に関しては、日本の空港の両替レートは悪いです。中国現地の空港も、1回両替するのに約40中国元が必要で、レートもそこまでよいわけではないのであまりおすすめできません。

レートがよい傾向にあるのは、中国現地の銀行ですね。ただ私は実際中国銀行で両替しましたが、初回の両替の際には利用者登録が必要で、登録のためにチェックを受けないといけないらしく、1回の両替に40分ほど私の場合は時間がかかりました。(チェック待ち時間がかなりかかりました)移動時間も含めると、結構な時間がかかります。

そのため総合的に、中国銀行よりはややレートは悪いですが、ほぼ同等のレートの外貨両替ドルユーロでの両替がおすすめです。

「両替は3万円以上からの受付」「郵送になるため若干日数が必要」「10万円以下の両替は送料400円」この3点の注意は必要ですが、事前に外貨の準備を終えておけるメリットもあります。詳しい情報は、以下の記事をご参照ください。

割引クーポン(外貨両替ドルユーロ)

100円割引クーポンコード : opm012

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クーポンをコピーする クーポンをコピーしました!

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外貨両替ドルユーロ」の100円割引クーポンは「opm012」です。申し込み時に「クーポンコード」を入力する欄がありますので、そちらに入力してください。外貨の購入/売却のどちらでも利用が可能です。

出発当日に両替する場合、両替金額によっておすすめの場所は異なる

ただ外貨両替ドルユーロは郵送になるため、間に合わない場合もあると思います。

レート最安値は現地の銀行です。ただ現地の銀行はもちろん銀行。営業時間である平日の日中帯に両替しないといけない、という制約はそこそこ面倒ですし、外貨両替は対応している銀行が限られます。大都市の中心部にあるような場所の、中国四大銀行を中心に探すことになります。まあまあ面倒なので、この方法はあまりおすすめしません。

じゃあ中国の空港で…となるのですが、レート自体は日本より良く、市中よりは若干悪い程度です。ただ、手数料が1回40元(約874円前後)かかるのが注意ですね。手数料としては比較的高く、極端な話、1000円分両替すると、1000円手数料がとられて2000円払わないといけないので、かなり損になります。

そのため手数料がかかる分、日本での両替のときより差が1000円以上お得な両替でないと、手数料で損します。(日本の空港だと両替手数料は取られません)

それが具体的にいくらなの?という話なのですが、レートは変動があるので確実ではないですが、目安として10万円前後がラインになってくるとおもいます。以下のような感じですね。

  • ~10万円前後の両替 : 日本の空港がおすすめ
  • 10万円~20万円前後の両替 : 中国現地空港のほうが有利になってきますが差は小さいので日本の空港で良いと思います
  • 20万円以上~の両替 : 額が大きくなるほど中国現地の空港で両替したほうが有利に

現実的に20万円以上両替する人はあまりいないと思うので…。(というかそこまで両替するなら空港の両替をおすすめしません)基本的には中国現地での空港の両替はおすすめしません。

中国現地で中国元に両替できる場所まとめ

中国現地で中国元に両替したい場合、どのように両替するのが良いでしょうか?

ホテル

上海裕景大飯店
上海裕景大飯店

外国人利用者が多い都市部にあるホテルの場合は、両替の対応をしているところも多いです。ホテルによっては外貨両替機を設置している場合もあるようです。

外資系ホテルは特に多いと思いますが、現地中国系のホテルでも五つ星ホテル(といっても、私は1泊10,000円ぐらいでしたがやってました)であればやってくれます。

写真の通り、特定の銀行と提携してやってくれているようでした。レートもその銀行のものが私が宿泊されているホテルでは表示されていました。

このあたりの扱いはホテルによって異なってくると思いますが、チェックしてみてもよいと思います。なにせ一番便利でしょうから。

空港

空港での両替は、40元前後(約874円前後)の両替手数料が必要になります。

この点さえ気を付けておけば、中国現地での両替は空港が楽だとは思います。ただ少額の両替ほど損してしまうので…。ある程度まとまった金額(10万円とか)を両替したいところではあります。

参考に上海の空港の両替情報もまとめていますので、併せてごらんください。

大都市の銀行

上海・外灘
上海・外灘

中国現地で外貨両替を行いたい場合、基本的には銀行での外貨両替となります。特にその中でも、「中国銀行」が外貨両替に定評がありますね。

2024年3月に、私は上海にある中国銀行で両替をしましたが、パスポートのみで対応してもらえました。

保有している自由交換可能な外貨について、北京市内の中国銀行の各支店で人民元、あるいは他の自由交換可能な外貨に交換することができます。

外貨両替(北京市人民政府)

例えば上記のように、北京市人民政府のウェブサイトでは中国銀行を外貨両替で指定しています。もともと歴史的に中国銀行は外国為替銀行に指定されていた経緯もあり、一番無難だと思います。ほかの銀行でもできる場所はあると思いますが…両替できなかったという報告もあり、私は何とも言えません。

中国銀行以外の銀行に訪れて、両替ができないといった報告がそこそこ見られます。口座が無いと両替できないだとか、パスポートのみでは両替ができず、健康保険証番号もしくはマイナンバーの提示を求められたとの情報もあります。このあたりは確実性のある情報はありません。(おそらく店舗や銀行や時期によって対応が違う)予定されているかたは念のため持ち込んだ方がいいかもしれませんが、紛失には十分注意してください。

個人的には中国銀行を探して両替するのが無難だとは思います。ただ、中国銀行で両替する場合には、利用者の審査・登録が必要なようで、それにかなり時間がかかります。私の場合は窓口に呼ばれてから、30分以上待ってやっと両替が終わりました。多くがその審査時間だったので、かなり待ったな…という印象です。(ただ特別な資料を提示する必要はなく、パスポートを提示して書類を書けば対応自体はしてもらえました。)

各都市の両替場所(北京)

たとえば具体的には、北京であれば天安門すぐ近く、王府井周辺にある中国銀行が無難でしょう。ここにある中国銀行の一部は、平日はもちろん、土日も営業しています。(さすがに旧正月や国慶節とかは変わってくるかもしれませんが)

営業時間は9~17時です。

もくじ