おすすめ両替方法まとめ
中国人民元両替おすすめは?安く中国・日本で両替するポイント
中国元の両替について、お勧めの両替方法や、中国現地でおすすめの両替店などをまとめています。
もし両替したい場所がすでに決まっている場合は、以下でより具体的な両替方法をご紹介しています。こちらの記事も併せてごらんください。
中国元のおすすめ両替方法
中国元を両替する場合は、以下の方法がおすすめです。
- 外貨両替ドルユーロ(外貨両替の宅配サービス)
- 中国現地のホテル(一部のホテルしか対応していないため注意)
- 中国現地の市街地にある中国銀行
- Mastercardデビットカードの「Wise」を使用して中国現地のATM引出
上記から、自分にあったものを選ぶのをおすすめします。一番お手軽で、レートも良く、日本で両替したいなら外貨両替ドルユーロ。これから海外にまだまだ行く機会がありそうならWise、中国現地で必要に応じて両替する場合は現地のホテルか中国銀行での両替がおすすめです。
反対に以下の方法はおすすめしません。
- 日本の空港での両替
- 中国現地の空港での両替
それぞれ、理由をご紹介していきます。
外貨両替ドルユーロ(外貨宅配サービス)
毎日お昼頃に最新情報に更新
両替エリア | 両替レート (日本の表記) | 両替レート (中国の表記) |
---|---|---|
外貨両替ドルユーロ | 1人民元= 21.67円 | 100円 = 4.61人民元 |
(最終更新日時 : 2024/10/10 12:15)
外貨両替ドルユーロは、自宅に外貨を宅配してくれるインターネットの外貨両替店。
中国元の場合、日本や中国現地の空港よりレートが良いのはもちろん、現地の中国銀行、中国工商銀行と同等のレート、なんなら若干良いレートで両替できる場合も多いのが特徴です。
レートが良いのに加え、日本で事前に両替が完了できるので、メリットが非常に大きくお勧めです。中国現地での両替は手間になることが多いので、日本での事前の両替は非常にお勧めです。
100円割引クーポンコード : opm012
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「外貨両替ドルユーロ」の100円割引クーポンは「opm012」です。申し込み時に「クーポンコード」を入力する欄がありますので、そちらに入力してください。外貨の購入/売却のどちらでも利用が可能です。
実際に利用してみた際のレポートなどもまとめています。詳しくは以下を参照してください。
一番お手軽で確実です。日本で両替が完了するため、トラブルが一番起きにくく、レートも十分よいのでお勧めしています。
中国現地のホテル(一部のホテルしか対応していないため注意)
外国人利用者が多い都市部にあるホテルの場合は、両替の対応をしているところも多いです。ホテルによっては外貨両替機を設置している場合もあるようです。
レート的には銀行に行ったほうがやや良さそうな感じではありましたが、なんせ銀行の両替は面倒です。全部のホテルではないので断言できないのが難しいのですが、もしホテルで両替できるのであればそちらのほうが楽なのでおすすめです。
外資系ホテルは特に多いと思いますが、現地中国系のホテルでも五つ星ホテル(といっても、私は1泊10,000円ぐらいのホテルに泊まったのですが両替の対応はありました)であればやってくれるところも多いです。
写真の通り、特定の銀行と提携してやってくれているようでした。レートもその銀行のものが私が宿泊されているホテルでは表示されていました。
このあたりの扱いはホテルによって異なってくると思いますが、チェックしてみてもよいと思います。なにせ一番便利でしょうから。
現地での両替は基本的にはホテルがおすすめなのですが、レートがどこでも良いとは言い切れないのと、対応していないホテルもあるので要注意です。
ある程度のランクのホテルはやってると思いますが…。
中国現地の市街地にある中国銀行
毎日お昼頃に最新情報に更新
店舗名 | 両替レート (日本の表記) | 両替レート (中国の表記) |
---|---|---|
中国銀行 | 1人民元= 21.81円 | 100円 = 4.59人民元 |
中国工商銀行 | 1人民元= 21.67円 | 100円 = 4.61人民元 |
(最終更新日時 : 2024/10/10 12:15)
町中で、しかも場所も営業時間も限られている銀行を探して両替をする、というのはあまりおすすめは正直できないのです。ただ、中国国内ではレートが良いので、もし余裕があって時間も会うならおすすめ、といった感じですね。
中国現地の市街地で外貨両替を行いたい場合は、基本的には銀行での外貨両替となります。特にその中でも、「中国銀行」が外貨両替に定評がありますね。
2024年3月に、私は上海にある中国銀行で両替をしましたが、パスポートのみで対応してもらえました。
保有している自由交換可能な外貨について、北京市内の中国銀行の各支店で人民元、あるいは他の自由交換可能な外貨に交換することができます。
外貨両替(北京市人民政府)
例えば上記のように、北京市人民政府のウェブサイトでは中国銀行を外貨両替で指定しています。もともと歴史的に中国銀行は外国為替銀行に指定されていた経緯もあり、一番無難だと思います。なので、私は中国銀行での両替をおすすめしています。
個人的には中国銀行を探して両替するのが無難だとは思います。ただ、中国銀行で両替する場合には、初回のみ利用者の審査・登録が必要なようで、それにかなり時間がかかります。私の場合は窓口に呼ばれてから、30分以上待ってやっと両替が終わりました。多くがその審査時間だったので、かなり待ったな…という印象です。(ただ特別な資料を提示する必要はなく、パスポートを提示して書類を書けば対応自体はしてもらえました。)
具体的な両替店の場所は、「中国国内のおすすめ両替店」を参照してください。
レートは比較的よいのでその点は嬉しいです。
ただ、初回審査の長さと、場所や営業時間が限られる点から、あまりおすすめはしにくいのが正直なところです。
現地ATM利用ならMastercardデビットカードの「Wise」がおすすめ
毎日お昼頃に最新情報に更新
両替エリア | 両替レート (日本の表記) | 両替レート (中国の表記) |
---|---|---|
Wise | 1中国元= 21.35円 | 100円 = 4.68人民元 |
(最終更新日時 : 2024/10/10 12:15)
Wiseデビットカードのレートはこちらから確認できます。
Wiseデビットカードは、Mastercardデビットカードです。銀行振込でチャージすることができ、その分のみをMastercardカード加盟店で使えるカードです。最大の特徴は優れたレート。海外決済手数料が不要(日本の一般的なクレジットカードは2.2%前後必要)のため、海外でもお得に決済できるのがうれしいポイントです。中国の場合はAlipayやWechatPayに紐づけると、お得な海外決済手数料で利用が可能です。
ですし、さらにこちらの場合、3万円までは決済と同一のお得なレートで中国元をATMから引き出すこともできます。このレートは日本や中国の空港の両替レートよりも良い事が多いので、お得なのもうれしい限りですね。
ただし、利用するATMによっては、ATM側の手数料がかかる場合があるので注意してください。中国だと必ずかかりそうなので、引出金額が少ない場合は、ATM手数料分不利になる点には注意しましょう。
- 海外での決済時、手数料が安い
- 安心のセキュリティ対策が豊富
- マスターカード加盟店で利用可能
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Wiseデビットカードの 海外旅行利用レポ / 両替レート・手数料徹底比較 / 作り方
実際にWiseデビットカードを利用してみた際のレポートなどもまとめています。詳しくは以下を参照してください。
現地空港のATMでお金をおろせるのでこちらもおすすめです。レートも非常に良いですね。カードの郵送にやや時間がかかるため、早めの申込がお勧めです。
中国元でおすすめしない両替方法
上海浦東国際空港など、中国現地の空港
中国の空港で注意しないといけないのは、基本的に両替手数料が必要になる点です。店舗によって異なりますが、40人民元/1回(約845円前後)の手数料が相場ですね。
両替レート自体も、店舗によっては日本より悪いレートを出しているお店もあります。具体的には、連合貨幣外幣(上の写真のような店舗)は割と多く見かけるのですが、ここはレートが悪い事が多いです。
そもそも両替店自体、中国の空港ではかなり減ってしまっています。その中で両替店を選びながら両替すること自体、まあまあ面倒なので、基本的には中国の空港での両替はおすすめしません。もしどうしても両替する場合は、日本で両替しておいたほうが楽でしょうし、レートの差もそれほど出てこないです。
実際の両替情報に関しては、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
20万円以上両替する、というなら話は変わってきますが、そのレベルの両替でないなら日本で両替しておいたほうが楽だと思います。
日本の空港
両替エリア | 両替レート (日本の表記) | 両替レート (中国の表記) |
---|---|---|
成田空港 (空港直営両替) | 1人民元= 22.89円 | 1,000円 = 43.69人民元 |
羽田空港 (空港直営店) | 1人民元= 23.09円 | 1,000円 = 43.31人民元 |
関西空港 (空港直営両替) | 1人民元= 23.23円 | 1,000円 = 43.05人民元 |
(最終更新日時 : 2024/10/10 12:15)
日本の空港も両替レートは悪いので、避けられるなら避けたいです。
ここ数年で、成田空港であればSMBC信託、りそな、三菱UFJ、千葉興業、みずほの5銀行、関西空港であればSMBC信託、りそな銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、池田泉州銀行の5銀行が撤退。それ以外の各空港も続々と銀行両替店が撤退しています。
結果、空港の両替店はかなり減少したことにより、ピーク時はかなり混みあうのに、両替店が減った影響でレートは悪化しているのが今の日本の空港の両替です。
とはいえ中国の空港よりはマシだと思いますので、どうしても空港で両替する場合は、日本の空港で両替しておくのがおすすめです。中国の場合、現地の空港でしっかり探せばレートが日本より良い場合もなくはないのですが、両替手数料が1回40元(約845円前後)かかるのが注意ですね。手数料としては比較的高く、極端な話、1000円分両替すると、1000円手数料がとられて2000円払わないといけないので、かなり損になります。
手数料がかかる分、日本での両替のときより差が1000円以上お得な両替でないと、手数料で損します。(日本の空港だと両替手数料は取られません)
それが具体的にいくらなの?という話なのですが、レートは変動があるので確実ではないですが、目安として10万円前後がラインになってくるとおもいます。以下のような感じですね。
- ~10万円前後の両替 : 日本の空港がおすすめ
- 10万円~20万円前後の両替 : 中国現地空港のほうが有利になってきますが差は小さいので日本の空港で良いと思います
- 20万円以上~の両替 : 額が大きくなるほど中国現地の空港で両替したほうが有利に
現実的に20万円以上両替する人はあまりいないと思うので…。(というかそこまで両替するなら空港の両替をおすすめしません)基本的には日本の空港で両替しておいたほうがまだましでしょう。
実際の両替情報に関しては、以下を参照してください。
日本の空港の両替は基本的におすすめできません。KLIA1を利用する場合は、日本の空港のほうがまだましではあります。ただ、それでもとにかくレートは悪いので可能な限り避けたいです。
中国元の両替レート比較
中国元の代表的な両替所について、過去45日間の両替レート推移を以下のグラフにまとめました。
日本の両替店のレート(空港や金融機関)
日本国内の主要国際空港と、三菱UFJフィナンシャルグループと、外貨両替ドルユーロのレートは以下の通りです。
両替エリア | 両替レート (日本の表記) | 両替レート (中国の表記) |
---|---|---|
外貨両替ドルユーロ | 1人民元= 21.67円 | 100円 = 4.61人民元 |
成田空港 (空港直営両替) | 1人民元= 22.89円 | 100円 = 4.37人民元 |
羽田空港 (空港直営両替) | 1人民元= 23.09円 | 100円 = 4.33人民元 |
関西空港 (空港直営両替) | 1人民元= 23.23円 | 100円 = 4.30人民元 |
中部空港 (空港直営両替) | 1人民元= 22.77円 | 100円 = 4.39人民元 |
福岡空港 (福岡銀行) | 1人民元= 22.88円 | 100円 = 4.37人民元 |
三菱UFJ フィナンシャル グループ | 1人民元= 22.78円 | 100円 = 4.39人民元 |
(最終更新日時 : 2024/10/10 12:15)
中国現地の両替店のレート(空港・市街地)
中国の大手銀行の両替店のレートは、以下の通りとなります。
店舗名 | 両替レート (日本の表記) | 両替レート (中国の表記) |
---|---|---|
中国銀行 | 1人民元= 21.81円 | 100円 = 4.59人民元 |
中国工商銀行 | 1人民元= 21.67円 | 100円 = 4.61人民元 |
(最終更新日時 : 2024/10/10 12:15)
中国現地の、空港の両替店のについては、店舗によってレートが変わるものの、おおむね日本の空港よりやや悪い、同程度、やや良い、といった店舗が混在していました。
中国国内のおすすめ両替店
おすすめ両替店というか、現実的に中国銀行で両替せざるを得ないよな…という感じなので、中国銀行についてご紹介していきます。
各都市の両替場所(北京)
たとえば具体的には、北京であれば天安門すぐ近く、王府井周辺にある中国銀行が無難でしょう。ここにある中国銀行の一部は、平日はもちろん、土日も営業しています。(さすがに旧正月や国慶節とかは変わってくるかもしれませんが)
営業時間は9~17時です。
中国銀行はこんなかんじで天安門近辺にまんべんなくあります。ですが、中国なのでGoogle Mapの場所は全然あてにならない場合があるので注意してください。(そもそも中国で使えないので無茶言うなって話ですね)
ということで、以下に百度地図(中国の百度(Baido)が提供している地図)で紹介します。こちらは正確性が高いはずです。以下の3店舗は王府井にある、土日も営業している北京銀行で、さすがにここで両替できないことは無いとは思うのですが…。
各都市の両替場所(上海)
上海にも同じような形で多数の中国銀行があります。こちらは浦東や外灘といったわかりやすい場所には意外と土日に営業しているお店はなくて、ほんの若干はずれた場所に土日営業の中国銀行があります。土日に両替したくなった場合は注意が必要です。
ただ外国人が多いのはやはり外灘などの超定番なので、こちらのほうが店員は慣れているものと思われます。ただ上海なのであまり心配はいらないとは思いますが。
こちらもやはりGoogle Mapはあまりあてにならないので、百度地図で紹介します。
土日も営業していそうなのは以下の2店舗でしょうか。
以下は平日のみの営業ですが、外灘・浦東近くなので観光客は特に利用しやすいと思います。上海市分行のほうは特に建築も外灘らしい非常に美しい建物なので観光としてもおすすめです。日本語ができる店員がいるという話もありますが、今もいるのかな・・・。どうでしょう。
私は一番上の中銀ビル支店に行きました。(上海タワーのすぐ近くです)普通に丁寧な対応でよかったと思います。
<根拠情報>為替レートなどの情報引用元について
この記事は、以下の調査方法に基づき作成しています。
ウェブサイトに記載されている為替レートを毎日確認し、最新のレート情報を掲載しています。根拠としているウェブサイトは以下の通りです。
- 外貨両替店の両替レート
- 外貨両替ドルユーロ
- 外貨両替(羽田空港公式ウェブサイト)
- 日本空港ビルデング外貨両替所は、運営会社がウェブ上に情報を掲載していないため、現地で実際に確認した情報をもとに記載しています。確認した内容については、日本空港ビルデング外貨両替所のページを参照してください。
- 外貨両替(GPA外貨両替専門店)
- 外貨両替所(関西空港)
- 取扱い通貨・両替レート(セントレア)
- 外国為替公示相場(福岡銀行)
- ワールドカレンシーショップ(三菱UFJFG)
- Travelex
- クレジットカードの両替レート
- 実勢為替レートの情報
また、ウェブサイトで公開されている情報に加え、実際に複数の外貨両替店への現地訪問を行い、実態調査を行っています。また、調査を行った担当者が記事を作成しています。
上記により、不正確な情報が入り込まないよう対処した上で記事を記載しています。