アメリカドル両替おすすめは？安く米国・日本で両替するポイント
この記事は、日本国内・アメリカ現地も含めて全体的に「アメリカドル」をどのように両替するのがおすすめなのかをまとめています。
アメリカドルの場所別の両替手数料を最初に掲載しています。
そのあと、具体的な両替方法をご紹介していきます。
金融系ITシステムへ従事した経験を持つフリーランスSE。パンデミック後は8ヶ国へ渡航、LCCを活用したアジア節約旅行が好き。10年以上の海外ブログ運営で培った知見に、金融ITの経験を組み合わせ、正確な為替データの分析に基づいた外貨両替情報をお伝えします。
アメリカの両替レートについて
本日のアメリカドルの両替レートは、次の通りです。
毎日12時頃に最新情報に更新
| 通貨 | 両替レート |
|---|---|
| アメリカドル （外国為替市場） | 1ドル = 143.94円 |
（最終更新日時 : 2025/05/21 12:18）
アメリカでの両替はどうするのがおすすめ？
アメリカドルの両替はどうするのがおすすめなのでしょうか？
具体的な数字で見ていきましょう。
ここでは、7種類の両替方法について、具体的なデータを用いて確認します。
手数料の比較対象
日本国内の両替店からは、国内で店舗数の多いTravelexと、羽田空港、関西空港の直営両替店で比較します。
比較対象として、アメリカはニューヨークJFK空港の両替所のレートで比較します。
以下は空港両替ではありませんが、手数料の比較用として表示します。
日本とアメリカの空港の両替レート比較
両替レートは、両替する場所によって異なります。実際いくら、レートは違うのでしょうか？
各社で1万円両替した場合、どのくらい両替額に差がでるのか、具体的な「実質手数料」をグラフにまとめました。
1万円両替した場合ですので、5万円の場合はこの5倍の手数料が必要になります。
両替手数料の算出条件はこちら
- 基準レートは、「東京外国為替市場の当日12時頃のレート」とする。
- そこから各社が提示しているレートとの差額を計算し、「手数料」として表す。
- データは1か月間を平均したものを使用する。
- 両替所の場合、購入・売却両方の手数料を計算し、その平均手数料を表す。
- カードの場合、円→外貨の手数料のみを平均する。
- クレジットカードは、Visaカードの場合の手数料を表す。海外決済手数料は3.85%の場合で計算する。
- 現在の日本国内のクレジットカードは、海外決済手数料は3.85%もしくは3.63%となっている場合が多いため。3.63%の場合には0.22%手数料が安くなるため注意。
- 3.85％を採用しているのは、セゾン、オリコ、三菱UFJニコス、JR東日本、ライフ、UC、Paypayなど。
- 3.63%を採用しているのは、三井住友、DC、JAL、楽天など。
アメリカ現地での両替は、原則として避けたい
とにかく、アメリカの空港の両替レートは信じられないぐらい悪いので、そこだけ避けてください。
アメリカの市街地はピンキリで、レートが良いお店は無いわけではないですが、移動が大変なので…。基本的には、日本で両替を完結させるのがベストです。
また、日本のクレジットカードは、パンデミック前と比べると海外決済手数料が倍以上に悪化しています。
クレジットカード会社より異なりはしますが、パンデミック前に1.6%が標準だったのが、現在は3.63～3.85%がを採用しているところが殆どです。このあたり、決済事情が変わっている点も要注意ですね。
それを踏まえた上でおすすめの両替方法をまとめます。
結論：アメリカドルの両替はこうしろ
アメリカドルの両替のポイントをまとめます。
ではアメリカドルの両替は、実際にどのようにするのが良いのでしょうか？
基本的に国内に関して言えば、アメリカドルの両替レートは良いところが多いです。差もそこまで多くは無いので、利便性で選んでしまってよいかな、と思います。
とにかくアメリカの空港での両替を避ければ大体なんとかなるので、それだけは最低限頭に入れて動いてください。
事前に日本で、外貨両替ドルユーロで両替するがおすすめ
まずは国内の両替方法として、外貨の宅配サービスの外貨両替ドルユーロがおすすめです。
両替レートとしては、国内の空港とおおむね同程度。私のおすすめポイントとしては、事前に両替を完了できる分外貨両替ドルユーロをおすすめしています。出発前に外貨の準備が完了している安心感、というのは非常に大きいです。現地で心配する必要がないですからね。
「両替は3万円以上からの受付」「郵送になるため若干日数が必要」「10万円以下の両替は送料400円」この3点の注意は必要ですが、事前に外貨の準備を終えておけるメリットは大きいです。詳しい情報は、以下の記事をご参照ください。
カード決済の場合、Wiseカードがおすすめ
カード決済する場合は、Wiseカードがおすすめです。私は海外でのカード決済はこれしか使ってないですね。おすすめポイントは以下です。
- デビットカードなのでチャージした分までしか使えず安心
- 海外決済手数料がお安い
- アプリから使い捨てカード番号を発行できるので、旅行の旅使い捨てればセキュリティ上安心
アメリカであれば配車アプリのUberなどを使う場合も多いですが、不正利用が心配ですね。私自身、海外でしか使わないようにしていたクレジットカードで不正利用にあったことも何回かあります。
いろんな決済に使っているメインカードが止まると本当に面倒なので…。海外はこういった専用のカードを使っておいたほうが安心です。
また、ATMでの現金引き出しも可能なので、いざ現金が足りなくなったときにおろせるのも助かるポイントですね。
また、海外決済手数料が普通のクレジットカードと比べてお得なのもうれしいところです。詳細は以下の記事にまとめています。
当日両替する場合には、日本の空港で絶対両替すること！
当日両替する場合には、必ず日本の空港で両替してください。
アジア圏だと例外もあるのですが、アメリカ・ヨーロッパはとにかく空港の両替レートが悪いです。最悪です。信じられないぐらい悪いです。絶対両替は避けたいです。
とにかくそこさえ覚えておけば、あとはもう日本での両替なんてのはほとんど誤差みたいなものです。
ただこの場合気を付けておかないといけないのが両替所の混雑。パンデミックの影響で、国内空港は両替所が半減したまま元に戻っていません。常に混んでいるわけではないのですが、出発便が集中する時間はとんでもない事になっている場合があります。（写真は一番混んでいる場合の例です）
いずれにせよ国際線の搭乗ですので、両替をする場合は、より早めに訪れるのをおすすめでします。
アメリカのおすすめ両替店
アメリカの空港レートには要注意
何度でもくりかえりますが、アメリカの空港のレートは信じられないぐらい悪いので注意してください。
両替レートの目安は、以下となります。
毎日12時頃に最新情報に更新
| 両替エリア | 両替レート | 両替手数料 |
|---|---|---|
| ニューヨーク市街地 | 1ドル = -円 | - |
| ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ国際空港 | 1ドル = 176.74円 | 18.56% |
（最終更新日時 : 2025/05/21 12:18）
ジョン・F・ケネディ国際空港に限らず、アメリカの空港は基本的に両替はNGです。理由は単純で、極めてレートが悪いから。アメリカに限らず欧米の空港は基本的にレートが悪い傾向にあります。
市街地も探せばよいレートのお店があり、上記のレートはその一例です。ただ、お店としては限られますし、悪いレートを出しているお店も普通にあります。
基本的にはアメリカドルは日本でまとめて両替してしまっておいたほうが良いでしょう。楽ですし、レートも良いですからね。
ニューヨーク
ニューヨーク市街地のおすすめ両替店は以下の通りです。
| 店名 | 住所 |
|---|---|
| A & S Foreign Exchange Inc | 357 7th Ave, New York, NY 10001 |
| Peoples Foreign Currency Exchange | Vegan Store, Front, 24 W 45th St, New York, NY 10036 |
| Big Apple Forex | Between 8th and, 302 W 37th St, 9th Ave, New York, NY 10018 |
A & S Foreign Exchange Inc
マディソン・スクエア・ガーデンから比較的ほど近い外貨両替店。おみやげも一緒に扱っているようです。
日曜日はお休みになるので注意してください。