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Revolut:海外事務手数料不要、私が一番おすすめのVisaデビット

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「Revolut」について、以下の内容をまとめました。

この記事で記載したデータは全て「最終更新日時 : 2024/10/10 12:15時点」のものです

この記事を書いたのは…

金融系ITシステムへの従事経験もあるフリーランスSE。パンデミック後も、8ヶ国へ渡航。主にLCCでアジアを巡る節約海外旅行好き。海外ブロガー歴10年越え。
実際に渡航した際の現地情報に加え、金融系ITの経験を活かして、最新の為替データを収集・分析し適切な外貨両替情報をお伝えします。

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実家の猫
もくじ

Revolutのレート徹底比較

「Revolut」のレートを、クレジットカードや空港と徹底比較します

Revolutのレートは良いのでしょうか?悪いのでしょうか?これはもう数字で見て頂いた方が一番わかりやすいと思います。そこで、以下のレートとグラフで比較します。

  • 外国為替市場のレート(基準レート)
  • Visaカード(キャッシングレート)
    • 海外事務手数料が上乗せされていない、Visa決済時の生のレートです。現在日本のカードでは、事実上キャッシングのみに適用されるレートです。
  • Visaカード(海外事務手数料2.2%)
  • Revolut
  • 成田空港

日本人に人気の高い、9か国の通貨でレートを比較してみましょう。以下から、ご覧になりたい通貨を選択してください。

種類レート両替手数料
(10万円毎)
外国為替市場1ウォン=
0.1106円
(基準値)
Revolut1ウォン=
0.1111円
421円
Visa(キャッシング)1ウォン=
0.1116円
924円
Visa(海外事務手数料2.2%)1ウォン=
0.1141円
3,057円
成田空港1ウォン=
0.1258円
12,081円
韓国ウォンの両替手数料
(最終更新日時 : 2024/10/10 12:15)

また、韓国(明洞)、タイ(バンコク中心部)、シンガポール(ラッフルズプレイス)は中心市街地の両替店のレートが非常に良い事で知られています。そこで、これらの国の中心市街地の両替店とも、レートを比較してみました。結果はこちらです。

種類レート両替手数料
(10万円毎)
外国為替市場1ウォン=
0.1106円
(基準値)
Revolut1ウォン=
0.1111円
421円
明洞1ウォン=
0.1107円
127円
韓国ウォンの両替手数料
(最終更新日時 : 2024/10/10 12:15)

もうこれは見て頂いた通りのレートです。

なお、レートは以下から確認が可能です。Revolutのレートも公式サイトで確認可能です。実際に見比べて頂くのが一番早いと思います。

両替レートの確認先

もちろん、実際に海外でも使ってみています。Revolutは、実際にWebサイトで記載された通りのレートで決済されていました。

週末決済手数料などの注意点はあります。詳しくは後述します。

Revolutのレートには海外事務手数料がかからない

Revolutのレートに関して一番重要な点は、海外事務手数料が上乗せされない点です。

日本のカード会社が発行したクレジットカードには、基本的には海外事務手数料が必要です。カード会社により異なりますが、2.2%が必要な会社がほとんどです。(大手では楽天カードやイオンカードなど、多くは無いですが、今でも1.6%台の会社もあります)

これがRevolutでは、海外事務手数料は不要で、Revolutそのままの両替レートで決済が可能です。

国と国との間の移動が多いヨーロッパ等では、海外事務手数料が無料のクレジットカードも最近出てきており、競争が大きくなっているようです。ただ日本では私が知る限り、今のところ海外事務手数料が無料のカードはありません。(むしろ最近は値上げの傾向です)

Revolutは金融フィンテック企業の本場、イギリス発祥のサービス。海外事務手数料での戦いが重要な、ヨーロッパで競争をしている真っ最中のカードです。

こういった企業が競争があまりない日本に上陸すると、こうなるんだな…。という感想です。

週末決済手数料などの注意点はあります。詳しくは後述します。

スタンダートプランは年会費無料、最初のカードも無料発行

年会費は不要、最初のカード発行費用も無料なのは嬉しい所。

スタンダードプランでも、1か月間でのATM引出しは25000円までRevolutの手数料は無料、外貨両替は75万円まで無料です。十分だと思います。

普通に使っていれば全然問題ない額かな、と思います。これ以上利用する場合、ATMは2%の追加手数料、両替は0.5%の追加手数料が発生します。

有料プランだと上限が上がるので、これ以上利用されたい方は検討してください。

Revolutのセキュリティ対策

私が実際に活用している、「Revolut」のセキュリティ対策をご紹介します。

私自身の、クレジットカードで不正決済された経験

私自身、海外でクレジットカードを使って不正利用された経験があります。(行ってもいないアメリカのUBERで決済された)

私自身は、海外では専用のクレジットカードを作って、それで決済しておき、なんかあったらすぐ止めれば大丈夫だろう…と思っていたのですが、実際不正利用されてみるとこんな問題があります。

  • 不正利用は申告期限がある(私が使っているカード会社の場合、60日でした)
  • 各種セキュリティ対策はがちがちにやっていたのだが、突破されてしまう事もある(なんでも一部に、セキュリティ対策を無視して決済できてしまう会社があるそうで…。なんだそりゃって感じですが)

特に申告期限はしらなくて、60日以内にチェックしないといけないのか!というのは結構衝撃でした。

本当たまたまチェックしていて気づいた(数万単位の請求だったので金額が大きくて気づけた)ので申告できて、無事返金はされています。ですが、毎回必ず60日以内にできるかというと自信が無く…。

不正利用の心当たりがあるかといえば、よくある不正なフォームには絶対入れていないはずです。

ただ、国によりますが海外に行くとなると、ESTA等の事前の申請や格安LCCの決済、現地でのタクシーサービスの利用などで、カード番号のネット入力が避けられません。原因は分からないんですが、いろいろとスマホで決済はしてたので、なんかよくないのがあったのかな…という感じです。

このような体験も踏まえて、Revolutは海外渡航向けのおすすめのセキュリティ対策も豊富です。

Revolutのおすすめセキュリティ対策1:使い捨てクレジットカード番号が発行できる

個人的にはこれが結構一押しなんです。使い捨てのクレジットカード番号がいつでも発行可能です。

海外行くのにネット決済しないといけない、でもなんか海外の会社で不安…。という事があると思います。LCCとか、査証がらみとか、タクシーの配車アプリだったり、まあいろいろあると思います。

そんな時、スマホアプリ一つで、使い捨てのクレジットカード番号を発行できるのです。もちろん無料です。

使い捨てなので不安なく利用できるのは嬉しいですね。

Revolutのおすすめセキュリティ対策2:アプリからカードを一時停止できる

実際にカード被害にあって、いちいち明細なんかチェックしてられない…というのが本音でした。

Revolutの場合、アプリから簡単にカードそのものを一時停止できます。もちろん、復活もアプリからぽちっとできます。

これで決済そのものが停止できるので、これが結構重要だなーと思いました。私は出国する前に使えるようにして、帰国したら一時停止しています。

Revolutのおすすめセキュリティ対策3:利用時のスマホ通知

実際に利用されたらスマホに通知が行くようにできます。これは最近クレジットカードでもよく見る機能ですね。

これも有難いですね。個人的にはすぐレート換算がされるので、日本円でいくらなのかすぐわかるのが嬉しいです。

RevolutはVisaデビットカード

「Revolut」の、決済可能な場所・チャージ方法をご案内します。

こちらのカードは、Visaデビットカードになります。

Visa加盟店で利用可能

カードそのものは、Visaのマークがあるお店ならどこでも使えます。物理カードは最近はやりのタッチ決済も対応しているので、Visaタッチでぴっと買い物もできます。

あとGoogle Payにも対応してるので、スマホでタッチしてもOKです。(Apple Payはまだ未対応とのこと…。早く対応してほしい!)

私自身の経験として、Visaカードが使えるお店なら問題なく使えました。韓国の激安店とか、シンガポールのホーカーとか、カードがそもそも使えない場所はもちろん無理でしたが、今カード使えないお店ってあまりないんじゃないかな…と思います。

さらにもし余った場合でも、日本でももちろん使えるのはポイント高いですね。コンビニとかで端数清算が簡単にすみます。

デビットカード

Revolutのチャージは、基本的には銀行振込です。振り込むと結構早くチャージされます。

チャージされた分しか使えないので、海外利用だとかなり安心ですね。なお、チャージ上限は100万円になっています。(これだけあれば困る人はそんなに居ないとは思いますが…。)

(クレジットカードなど、その他の入金手段もありますが、手数料がかかってしまうのでそれだと意味が無くなってしまいます。)

Revolutを実際に使う時の3つの注意事項

「Revolut」を使う際に、知っておきたい注意事項をまとめました。

ただそんなRevolutですが、私が実際に使ってみた上で以下のことは注意した方が良いなと思いました。

カードが来たらまずすぐ使ってみること

カードが来たらまず日本ですぐ使ってみましょう。使い勝手は確認しておいた方がいいです。

金額は少なくてもいいので、チャージ・支払い(コンビニとかで使えます)・両替(渡航先の国の通貨に)の3点セットを、すぐ実施して確認しましょう。

初めて使う時に、あれ、どうだったっけ?ってなりがちなので。実際日本で一度、ある程度使っておけばそこらへんも安心だと思います。

あとカードそのものは私はシンガポールから発送されていたので、念のため使えるか決済はしておいた方がいいと思います。大丈夫だと思いますけど。

週末は、為替取引手数料が必要なため注意

週末は1%の追加手数料が発生します。

週末とは、ニューヨーク時間で、金曜日午後5時~日曜日午後6時までを指しています。もちろん夏時間も考慮が必要です。ざっくり、日本時間の土曜AM6時~月曜AM8時ぐらいに相当します。

これは両替したら払う手数料なので、事前に両替しておくと払わなくてOKです。週末に入る前に、使いそうな分両替しておきましょう。ただし、事前に両替できる国は限られます。たくさんあるので、日本人が良く行きそうな国をピックアップします。

  1. 北米・オセアニア通貨
    • アメリカドル
    • カナダドル
    • オーストラリアドル
    • ニュージーランドドル
  2. アジア通貨
    • 韓国ウォン
    • 香港ドル
    • シンガポールドル
    • タイバーツ
    • フィリピンペソ
  3. ヨーロッパ通貨
    • ユーロ
    • イギリスポンド
    • スイスフラン
    • チェココルナ
    • ハンガリーフォリント
    • アイスランドクローナ
    • ポーランドズウォティ
    • スウェーデンクローナ

事前の両替に対応していない国で、日本人が多く行きそうなのは、あとは台湾ドル、中国元、マレーシアリンギット、ベトナムドン、インドネシアルピアといったところでしょうか。

ただこれも使えないわけではなくて、週末の追加手数料を払えば使えます。

無料プランの場合、ATM引出しは25,000円、外貨両替は75万円まで無料

無料プランでは、1か月間でのATM引出しは25000円までRevolutの手数料は無料、外貨両替は75万円まで無料です。

普通に使っていれば全然問題ない額かな、と思います。これ以上利用する場合、ATMは2%の追加手数料、両替は0.5%の追加手数料が発生します。

有料プランだと上限が上がるので、これ以上利用されたい方は検討してください。

まとめ

これまでご紹介した、「お得な為替レート」で、「Visa加盟店で使える」、「銀行振込でチャージするデビットカード」のRevolut。

私自身、クレジットカードで不正利用被害にもあったことから、海外でのカードはこちらに一本化しています。セキュリティ対策面で不安なく使えて、お得な為替レートで使えるRevolutは、非常に便利に使えるデビットカードです。

是非皆様も一度試してみてください。一度使っていただければ、この便利さが分かっていただけるはずです。無料会員であれば、カード発行費用や年会費も不要でこの利便性を体験できます。

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