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【終了】ゆうちょ銀行・郵便局の外貨両替は終了、情報まとめ

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ゆうちょ銀行では旧来、外貨両替サービスとして、以下のサービスを提供していました。

  • 店頭での外貨両替サービス(ゆうちょ銀行および外貨両替取扱郵便局)
  • ゆうちょの外貨宅配トラベル with You(外貨宅配サービス)

ですが、いずれのサービスも現在は終了しました。

ここでは、以前提供していたサービスの内容と、サービス終了について取りまとめます。

ゆうちょ銀行に限らず、現在は日本の銀行ではほぼ外貨両替を取り扱っていないため注意してください。

Profile
旅行ブロガー歴10年 フリーSE

金融系ITシステムへ従事した経験を持つフリーランスSE。パンデミック後は8ヶ国へ渡航、LCCを活用したアジア節約旅行が好き。10年以上の海外ブログ運営で培った知見に、金融ITの経験を組み合わせ、正確な為替データの分析に基づいた外貨両替情報をお伝えします。

国内での両替は外貨宅配がおすすめ

国内での両替は、便利なネットの外貨両替がおすすめ。たとえば外貨両替ドルユーロは手数料がこんなにお得

外貨両替手数料比較
(1万円当たり/2025年5月の平均)
両替手数料の算出条件はこちら
  • 対象通貨は、日本人が良く利用する以下の13通貨とする。
    • アジア:韓国、台湾、中国、香港、シンガポール、タイ、マレーシア
    • 欧米:アメリカ、ユーロ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド
  • 基準レートは、「東京外国為替市場の当日12時頃のレート」とする。
  • そこから各社が提示しているレートとの差額を計算し、「手数料」として表す。
  • データは1か月間を平均したものを使用する。
  • 両替所の場合、購入・売却両方の手数料を計算し、その平均手数料を表す。
  • 海外の空港は、当該国の通貨と日本円とのレートのみ比較する。(アメリカならアメリカドルー日本円、韓国なら韓国ウォンー日本円のレートのみ)
  • カードの場合、円→外貨の手数料のみを平均する。
  • クレジットカードは、Visaカードの場合の手数料を表す。海外決済手数料は3.85%の場合で計算する。
    • 現在の日本国内のクレジットカードは、海外決済手数料は3.85%もしくは3.63%となっている場合が多いため。3.63%の場合には0.22%手数料が安くなるため注意。
    • 3.85%を採用しているのは、セゾン、オリコ、三菱UFJニコス、JR東日本、ライフ、UC、Paypayなど。
    • 3.63%を採用しているのは、楽天、三井住友、DC、JALなど。

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もくじ

ゆうちょ銀行では、全ての外貨両替の取り扱いを中止したため注意

ゆうちょ銀行では、全ての外貨現金の取扱が終了しています。公式のプレスリリースは以下を参考にしてください。

外貨両替は、2021年12月30日をもって終了

パンデミック以前は、「ゆうちょ銀行の全店」及び「外貨両替取扱郵便局」にて外貨両替が可能でした。

ゆうちょの外貨宅配トラベル with Youは、2019年9月30日をもって終了

またゆうちょ銀行は外貨宅配サービスである、「ゆうちょの外貨宅配トラベル with You」も運営していましたが、こちらも2019/9/30にてサービスを終了しています。

2015年3月23日に始めたサービスだったのですが、4年ちょっとでの終了となるので正直不評だったことが想定されます。

国内での両替は外貨宅配がおすすめ

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外貨両替手数料比較
(1万円当たり/2025年5月の平均)
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  • 対象通貨は、日本人が良く利用する以下の13通貨とする。
    • アジア:韓国、台湾、中国、香港、シンガポール、タイ、マレーシア
    • 欧米:アメリカ、ユーロ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド
  • 基準レートは、「東京外国為替市場の当日12時頃のレート」とする。
  • そこから各社が提示しているレートとの差額を計算し、「手数料」として表す。
  • データは1か月間を平均したものを使用する。
  • 両替所の場合、購入・売却両方の手数料を計算し、その平均手数料を表す。
  • 海外の空港は、当該国の通貨と日本円とのレートのみ比較する。(アメリカならアメリカドルー日本円、韓国なら韓国ウォンー日本円のレートのみ)
  • カードの場合、円→外貨の手数料のみを平均する。
  • クレジットカードは、Visaカードの場合の手数料を表す。海外決済手数料は3.85%の場合で計算する。
    • 現在の日本国内のクレジットカードは、海外決済手数料は3.85%もしくは3.63%となっている場合が多いため。3.63%の場合には0.22%手数料が安くなるため注意。
    • 3.85%を採用しているのは、セゾン、オリコ、三菱UFJニコス、JR東日本、ライフ、UC、Paypayなど。
    • 3.63%を採用しているのは、楽天、三井住友、DC、JALなど。

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ゆうちょ銀行・郵便局の外貨両替レート・手数料はどのくらいだったのか?

参考までに、2019/5/22時点の外貨両替レートは以下の通りでした。

レート自体は標準的なレートですね。いわゆる銀行のレートといえばまあこんなものだと思います。アジア通貨がかなり悪いのもまあ銀行といえばこんなものです。

ゆうちょ銀行の場合、レートは標準的ですが、やはり全国津々浦々のゆうちょ銀行・郵便局で両替できるのがメリット大きかったですね。取扱網の広さを考えると、レートが多少悪いのはしかたないのかな、という感想です。

まあ、もうサービス終了してしまったのですが。

 通貨名東京外国
為替市場
ゆうちょ銀行
レート手数料(円)手数料(率)
 米ドル110.51円113.49円2.98円2.70%
 ユーロ123.35円127.33円3.98円3.23%
 英ポンド140.51円151.99円11.48円8.17%
 スイスフラン109.32円114.31円4.99円4.56%
 オーストラリアドル75.95円87.48円11.53円15.18%
 カナダドル82.4円92.91円10.51円12.75%
 中国元15.93円17.81円1.88円11.80%
 香港ドル14.08円16.48円2.4円17.05%
 シンガポールドル80.23円86.22円5.99円7.47%
 タイバーツ3.46円3.86円0.4円11.56%
 ニュージーランドドル71.83円81.84円10.01円13.93%
 新台湾ドル3.51円4.06円0.55円15.67%
 韓国ウォン(100ウォン)9.25円10.75円1.5円16.22%
 インドネシアルピア(100ルピア)0.76円1.01円0.25円32.89%
 マレーシアリンギット26.41円30.4円3.99円15.11%
ゆうちょ銀行の手数料率(2019/5/22)

ゆうちょの外貨宅配トラベル with You

参考までに「ゆうちょの外貨宅配トラベル with You」のサービス概要は以下の通りでした。

項目内容
申込方法インターネット(0:10~23:50)
送料全国一律無料
申込金額外貨パック単位での注文
3万円以上50万円以下/回(月間上限100万円)
取扱通貨15種類(米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン、豪ドル、加ドル、中国元、韓国ウォン、香港ドル、インドネシアルピア、マレーシアリンギット、ニュージーランドドル、シンガポールドル、タイバーツ、台湾ドル)
支払方法ゆうちょ銀行即時振替サービス
配達方法本人限定受取(特例型)の一般書留郵便
為替レート営業日午前11時頃更新、申込時点のレート適用
発送平日14:00前申込で原則当日発送
受取時本人確認書類必要、代理受取不可
ゆうちょの外貨宅配トラベル with You サービス内容

ポイントは、郵便局の特性を生かした全国一律送料無料となる点。これはもう卑怯としか言いようがないですね。

普通外貨宅配は送料が必要で、一定額たのめば無料、というのが一般的なのですが、郵便局ですからね。送料は一律無料です。

レートが悪い通貨は別ですが、米ドルとかユーロとかをちょろっと頼む分には便利で助かるサービスだったとおもいます。

まあもうなくなってしまったのですが。

なぜゆうちょ銀行では外貨両替を終了したのか?

外貨宅配に関して言えば、4年ちょっとで、しかもコロナ前にサービスが終了しています。

民営化で日本郵政グループはさまざまな事業に手を出したのですが、こちらの外貨宅配に関してもその一環だといえるでしょう。現実的には4年ちょっとでサービス終了なので、あまりサービスが浸透しなかったものと思われます。

外貨両替はパンデミック真っただ中の2021年末に終了しました。

これはもうどうにもならないですね。みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行といった大手銀行が続々と店頭での外貨両替を打ち切ったパンデミック。ゆうちょ銀行も、もうどうにもならなかったものと思われます。

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