
香港ドルから日本円に戻す両替の両替おすすめは?具体的にレートを比較
香港ドルから日本円に戻す場合、どのように両替するのがおすすめでしょうか。
ここでは具体的に香港現地と日本円の両替で、どちらがよりおすすめなのかをまとめています。

香港ドルは市街地が一番レートが良いです。
とはいえ帰国直前・もしくは既に帰国している中で、市街地なんかいけないよ、という方に向けて、各所で具体的な両替方法をご紹介していきます。
<香港ドルから日本円へ戻す場合>レート一覧
まずは実際のレートを見ていきましょう。以下の通りになります。
両替レート
こちらは買取のレートになり、1香港ドルをいくらで買い取ってくれるかを示しています。そのため、数字が大きいほうがお得です。
なお、香港国際空港は特別レートですので、実際はこれよりやや悪いぐらいのレートが店頭表示されています。
実際のレートは以下からでも確認が可能です。
両替手数料
更に、レートに関して1か月間の監視を行い、実質的に1万円当たりどの程度の手数料になるかをまとめたものは以下の通りとなります。
こちらは1万円あたりのものなので、5万円の場合にはこの5倍の手数料となります。
東京外国為替市場の12時頃のレートを基準として、各社が提示したレートとの差額を1か月間追跡、平均したものが上記です。
おススメの両替の結論
香港ドルから日本円へ両替する場合は、以下の順番で選ぶ事がおすすめです。
- (明らかに香港ドルが余る場合)香港の市街地
- (3万円以上の場合)外貨両替の宅配サービス
- (少額の場合)香港国際空港
上記の中で選べば、効率が良いでしょう。
ただ上記が選べない場合、以下の方法になります。レートが悪いので、可能な限り避けたいです。
ただそもそも少額の両替である場合には、レート差があっても少額なので妥協するのが良いでしょう。ただ金額が大きい場合はかなり変わってくるので、要注意です。
- (少額の場合)日本の空港
- (少額の場合)日本の両替店
それぞれ、具体的にご紹介していきます。
香港ドル→日本円の両替 3つのおすすめ方法
香港の市街地:滞在中、明らかに香港ドルが余る場合におすすめ


一番レートが良いのは香港の市街地です。具体的にはやはり、重慶大厦や上環といった両替激戦区でしょう。
ただ、市街地で円に戻してしまって、やはり足りなくなった、という場合には本末転倒になってしまいますので注意しましょう。
どう考えても明らかに香港ドルがあまり、これらのエリアが近い場合には両替するのがおすすめです。
具体的には、両替レートは以下の通りです。
毎日12時頃に最新情報に更新
両替店名 | 両替レート |
---|---|
香港のレートが良い両替店 | 1香港ドル = 18.42円 |
(最終更新日時 : 2025/05/21 12:18)



レートは一番良いのですが
タイミングが難しいです。
具体的な各地のおすすめ両替店は以下の通りです。
外貨両替ドルユーロ:3万円以上の両替ならおすすめ


私が確認したタイミングでは、香港・日本の空港より良いレートでした。
香港の市街地よりはレートが悪いですが、現実的にはこちらの利用になってくるかな…とおもいます。
送料は必要にはなりますが、郵送で日本の空港と同程度のよいレートで買取をしてくれます。
例えば外貨両替ドルユーロの場合、3万円相当額の香港ドル以上からの買取になります。また、郵送が必要なので、郵送代金(封筒84円~、簡易書留350円)と、10万円以下の場合250円の振込手数料が必要です。レートは以下の通りです。
両替店名 | 両替レート |
---|---|
外貨両替ドルユーロ | 17.87円 |
(最終更新日時 : 2025/05/21 12:18)



郵送するだけですし、香港や日本の空港より良いレートです
3万円以上両替する場合、諸費用を考慮しても外貨両替ドルユーロのほうが有利です。特に金額が大きくなるほど差は大きくなってきます。
利用時の詳しいレポートなどは、以下の記事にまとめています。
香港国際空港:少額の場合の両替におすすめ


香港国際空港は、市街地・外貨両替ドルユーロと比べるとレートは劣ります。
とはいえ、日本の空港よりはレートが良いので、日本の空港で両替するくらいなら香港の空港で両替をしましょう。
私が確認した限りでは、3万円の両替あたりで1800円ほど外貨両替ドルユーロのほうがレートが有利でした。送料などを考慮しても外貨両替ドルユーロのほうが有利です。
とはいえ香港の空港の場合その場で両替できるなどのメリットはあると思いますので、レート差や手間を踏まえて判断してください。
レートは以下の通りですが、こちらは特別レートとなるため、実際の店頭レートはこちらよりやや悪くなります。
両替店名 | 両替レート |
---|---|
香港国際空港 | 17.63円 |
(最終更新日時 : 2025/05/21 12:18)
香港国際空港の両替については以下の記事でくわしくまとめています。
香港ドル→日本円の両替 おすすめしにくいけど妥協策
以下の両替所は、おすすめできないのですが、金額によっては妥協せざるを得ないです。
- (少額の場合)日本の空港
- (少額の場合)日本の両替店
まずなぜこれらの両替策がおすすめできないかというと、単純に圧倒的にレートが悪いからです。
最初にご説明した通り、国内各所は手数料がかなり悪く、両替はおすすめできません。
さきほど私がおすすめした、外貨両替ドルユーロは郵送料などは必要ですが、それを踏まえても圧倒的にレートが良いのです。
ただ、外貨両替ドルユーロは3万円相当額以上の両替から受付になります。そして、すでに日本に帰国している場合は香港国際空港などで両替することもできません。この場合はあきらめて、これ以降で紹介する両替所を利用するのをおすすめします。
ただ例えば1万円ぐらいの香港ドルの場合は、損はするとはいえ、絶対額が少ないので、まあ妥協できる範囲かな、と思います。
少額の場合は、お近くの両替できるお店で妥協するのがおすすめ


すでに家に帰ってきている場合。
基本的には前述の外貨両替ドルユーロがレートが良いのでおすすめなのですが、3万円以上の両替でしか利用できません。
3万円以下の場合は、近隣の両替所を利用するしかありません。
とはいえ、少額の両替の場合には頑張っても総額でみると差がすくないのは多いので、一番手近なところで両替する、というのが無難でしょう。比較的店舗数が多い両替をご紹介します。
もし以下のお店が近隣にある場合は、以下のお店がおすすめです。
店舗名 | 店舗所在地 |
---|---|
J・Market | 東京8・横浜4・川崎・横須賀・船橋・大阪3・福岡 |
ワールドカレンシーショップ | 東京11・横浜2・川崎・横須賀・大宮・柏・船橋・名古屋2・京都・梅田・難波・神戸・札幌・広島・福岡 |
大黒屋 | 札幌・盛岡・仙台・福島2・東京59・神奈川29・千葉10・埼玉22・茨城6・栃木3・群馬2・松本・甲府・新潟・金沢・浜松・名古屋・大阪6・奈良・神戸2・倉敷・広島3・徳島・福岡4・熊本・大分2・宮崎・鹿児島2・沖縄2 |
Travelex | 札幌・仙台・浦和・東京13・船橋・神奈川4・大宮・静岡2・名古屋2・金沢・大阪3・京都・神戸・広島1 ※空港店舗を除く |
現在銀行ではほぼ両替ができなくなっています。都銀は三菱UFJ系列の、上記で記載したワールドカレンシーショップのみになり、みずほ、三井住友、りそなでは両替ができません。
一部地銀では両替できる場合がありますが、そのほとんどが九州で、九州以外ではかなり少ないです。両替できる銀行の一覧は以下にまとめています。
上記のお店が近隣にない場合、レートは悪くなりますが、以下の自動両替機を使う方法もあります。特に数千円レベルと少額の場合は、レートが悪くても金額差は小さいため、こちらのほうが有利になる場合もあるかもしれません。



両替額が少ない場合、レートにこだわっても差は少ないです
お手軽感で選ぶのもおすすめです
日本の空港で両替する理由はほぼない


そもそも日本の空港で両替する理由はほぼないです。
日本の空港で両替するぐらいなら、なんとか帰国前に香港の空港で両替してください。香港の空港のほうがレートは良いです。
たまたま空港が家の近所にあるから、自宅からよれる、という人でもない限り、空港で両替する必要はないですね。
具体的には、両替レートは以下の通りです。
毎日12時頃に最新情報に更新
両替店名 | 両替レート |
---|---|
羽田空港(空港直営両替) | 15.61円 |
成田空港(空港直営両替) | 15.57円 |
関西空港(空港直営両替) | 15.28円 |
セントレア(三菱UFJ) | 15.90円 |
福岡空港(福岡銀行) | 16.00円 |
(最終更新日時 : 2025/05/21 12:18)
このレートなので、香港の空港で両替しよう、というだけです。わざわざ日本の空港で両替する理由がないです