おすすめ両替方法まとめ
両替レート、BuyとSellはどっちを見ればいいの?徹底解説
いざ両替所にいったとき、「あれ、BuyとSellって、どっちがどっちだっけ」…?というのはよくあるもの。
ここでは、BuyとSellの味方を徹底解説します。
日本の場合
まずは日本の場合から。実際の写真で見てみましょう。
三菱UFJが一番親切なんですよね、ということで。結論から言ってしまえば
- 海外旅行に行くときに、日本円を外貨にする場合に見る。
- 数字が小さいほうが安くて有利。これは、現地通貨1通貨に何円支払う必要があるかを示している(写真の場合、アメリカドルであれば、1ドル=146.75円)ため。
- 他にもSELLING、WE SELLなどで表記される。
- 海外旅行から帰ってきたときに、外貨を日本円にする場合に見る。
- 数字が大きいほうが高くて有利。これは、現地通貨1通貨あたりで何円受け取れるのかを示している(写真の場合、アメリカドルであれば、1ドル=140.95円)ため。
- 他にもBUYING、WE BUYなどで表記される。
という事で、両替店が、外貨を売る場合はSELLです。両替店が、外貨を買う場合はBUYです。主語は両替店がどう、なので注意して下さい。
私が見た限りではありますが、日本の空港の両替でこの記載パターンじゃなかったのは見たことないです。
海外の場合
海外での一般的な表記ルール
では海外ではどうでしょうか。海外で一般的な表記は以下の通りになります。(私の体感で8割ぐらい)
写真はシンガポールの例です。海外では、日本円が外貨になるため、逆になります。こちらも結論から言ってしまえば
- 海外現地へ入国するときに、外貨(現地からみたら、日本円は外貨)を現地通貨にする場合に見る。
- 数字が大きいほうが高くて有利。写真の場合、日本円100円あたり何シンガポールドル受け取れるのかを示している(写真左側の場合、100円=0.981シンガポールドル)ため。
- 他にもSELLING、WE SELLなどで表記される。
- 海外現地から帰国するときに、現地通貨を外貨(現地からみたら、日本円は外貨)にする場合に見る。
- 数字が小さいほうが安くて有利。写真の場合、日本円100円に何シンガポールドル支払う必要があるかを示している(写真左側の場合、100円=1.020シンガポールドル)ため。
- 他にもBUYING、WE BUYなどで表記される。
という事で、両替店が、外貨を売る場合はSELLです。両替店が、外貨を買う場合はBUYです。主語は両替店がどう、なので注意して下さい。そして、この意味と表記ルールは日本と同じです。
そのため、SELLは両替店が外貨を売る、BUYは両替店が外貨を買う、というのは変わりません。ただ注意したいのは、海外では日本円が外貨になります。そのため、日本人から見ると日本とBUYとSELLが入れ替わります。この点は注意してください。
まとめ
ということで、これまでの内容をまとめるとこうなります。
場所 | SELL | BUY |
---|---|---|
原則的なルール | 現地通貨→外貨 | 外貨→現地通貨 |
日本の場合 | 現地通貨(日本円)→外貨 | 外貨→現地通貨(日本円) |
海外現地の場合 | 現地通貨→外貨(日本円) | 外貨(日本円)→現地通貨 |
ポイントとして、SELLは両替店が外貨を売る(現地通貨→外貨)場合。BUYは両替店が外貨を買う(外貨→現地通貨)場合。これは基本的に変わりません。
ただし、海外現地では、現地の人から見た場合、日本円が外貨になります。そのため、海外では意味が逆になります。この点だけ注意が必要です。
ここらへん本当ややこしいので要注意ですね。
例外
さて、これまで書いてきたことは基本的なルールです。私が見てきた限り、ほとんどの国はこの表記ルールでした。具体的には台湾、中国、タイ、シンガポール、香港などなどはこの表記です。
ただ、たまこの表記ルールではないルールが一般的な国があります。例えば韓国です。
一般的には両替店が主語で、SELL、BUYは両替店の立場から見たものになります。
ただ、韓国ではお客さんが主語で、SELL、BUYはお客さんの立場から見るものになります。(たとえば下側の写真、仁川空港のものなのですが、YOUR SELLINGってなっているのでわかると思います。普通はWE SELLINGなんです)
だんだんこのあたりからわけわからなくなってくるのですが、表でもう一度まとめると以下のようになります。
場所 | SELL | BUY |
---|---|---|
原則的なルール | 現地通貨→外貨 | 外貨→現地通貨 |
日本の場合 | 現地通貨(日本円)→外貨 | 外貨→現地通貨(日本円) |
海外現地の場合 | 現地通貨→外貨(日本円) | 外貨(日本円)→現地通貨 |
韓国の場合 | 外貨(日本円)→現地通貨 | 現地通貨→外貨(日本円) |
ということで、一般的な海外は、表記が日本と逆になる、というのをお伝えしましたが、韓国の場合は一般的な海外と逆の表記になります。
結果として、逆の逆で日本と同じになるというわけわからないことになります。
もうこのあたりはややこしすぎてくるのですが…。がんばって理解してくださいとしかいいようがないですね。
例外はいつどこで起きる可能性があるので注意
ということでこの例外、私は韓国ぐらいでしか見たことがないのですが、あとはマレーシアとかのよくわからないマイナー両替店とかでも見たことがあります。
つまるところ、例外がいつどこであるのかは私は保証しきれません。私は全部の両替店を見たわけではないので、どの国でも、どの両替店でも、突然例外の表記となる場合はあると思います。
ということで、私が言えることは注意してください、という事だけですね。
実際問題、韓国ぐらいでしか例外表記はみないとは思いますが…
ただたまに本当に突然レート見てたらなんか変だな?ということはあるので。
もうこればっかは注意してくださいとしか言えないんですよね