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アリペイを日本人が中国で使うための登録方法&現地での使い方まとめ
アリペイを日本人が中国で使うための、以下の情報をまとめました
2024年3月の上海での利用実績をもとに記載しています。中国の決済事情はここ数年ものすごい勢いで変わっており、最新情報を入手するよう注意してください。
アリペイを中国でお得&安全に使うためのポイント
このあと詳しくご説明していきますが、アリペイにカードに紐づけて使えるようになって便利にはなったのですが、この上で気を付けないといけないことが2点。
- カードに中国元で請求が来る
- 現在クレジットカード各社は、海外決済手数料を、2.2%に値上げしているところが非常に多い
- カード番号の登録が必要
- 中国に限らず、海外旅行でのカード番号の登録は慎重に行いたい
特に決済アプリですので、そこにカードを登録するということは慎重に対応したいものです。
そこでおすすめなのが、Wiseデビットカード。私は実際にアリペイ決済をこのカードで行っています。
- デビットカードなのでチャージした分までしか使えず安心
- 海外決済手数料がお安い
- アプリから使い捨てカード番号を発行できるので、旅行の旅使い捨てればセキュリティ上安心
特に使い捨てカードを利用することで、帰国後にはカード番号を破棄できます。そのため、安心してアプリにカード番号を登録できます。
中国の場合、ほとんどがアリペイ利用。実際のカードは殆ど使いません。Wiseデビットの場合、実際のカードが届かなくても、アプリから使い捨てカード番号をすぐ発行できるため、登録さえ終わればアリペイですぐ使えます。直前に行かれる方でも安心です。
もちろん中国以外の他の海外でも、カードが到着すればそのカードで決済が可能。中国以外の国でも便利でお得に利用できるので、非常におすすめです。
実際に中国での利用レポートはいかにまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください。
日本人が中国でアリペイを使うためのポイント
結論:Alipayは、日本人が中国で使う上で問題なく対応している
中国がQRコード決済天国であることは、各種ニュースやネット記事などでも多数出ており、知っている方も多いと思います。
気になるのは、日本人が中国現地にいざ訪れるとなった際に、問題なく使えるのか?ということ。結論は以下です。
結論:登録さえすれば、ほぼ問題なく利用できる
確認日時・場所:2024年3月に中国・上海にて確認
条件:クレジットカード登録および、パスポートによる本人登録が必要
中国でのAlipayの利用に関しては、いろんな情報が出ています。これは、5年間ほどでかなりいろいろ様変わりしているためです。皆さん嘘をついているんじゃないんです、情報が変わりすぎて更新がおいついてないのです。
例えば、中国の銀行口座が必要、だったり、「TourPass」への登録が必要(で、クレジットカードの場合は支払手数料5%が必要)だったり、という情報があると思いますが、これはすべて古い情報です。
2024年3月時点の結論としては、日本人は「日本の携帯電話番号」「クレジットカード」「パスポート」の登録さえすれば、ほぼ問題なくAlipayを使えます。
一部ミニアプリが使用できない場合があるものの、私はQRコード決済はエラー無く100%問題なく使えました。
前提条件:クレジットカードとパスポートでの本人登録は必須
Alipayを日本人が利用することに関しては、以下の情報が記載されているものがあります。
- 中国本土の銀行口座が必要 ⇒ 今は無くても使えます
- Tour Passというサービスを利用することが必要 ⇒ 今は使わなくてもよくなりました
2023年の中頃までは、AlipayにVisa・Mastercardなどのクレジットカードを紐づけることができませんでした。
そのためその頃は、上記の対応をしないと中国でAlipayを使うことができませんでした。ですが、2023年にVisa・Mastercardなどのクレジットカードを紐づけることが可能になりました。そのため現在では、上記の対応は不要です。(もちろん今までのやり方がいいならそれも使えますが)
今一番簡単なのは、AlipayにVisa・Mastercardなどのクレジットカードを紐づけて支払うことでしょう。
その上で、前提条件として、日本人が中国でAlipayを使うためには以下が必要です。
- 日本の携帯電話番号
- 請求先のクレジットカードの登録(Visa・Mastercard・JCBが対応)
- 利用者のパスポートの登録
パスポート情報は登録しなくても使えるとは思います。ただ、おそらく何らかの制限が出ると思います。私は中国現地で決済エラーなどで面倒が起きるほうがいやだったので、登録しました。
私が実際にAlipayのQR決済を行った場所
では、AlipayのQR決済はどこでできたのか。私はいろんな場所で決済を試しましたが、結論、すべての場所で使えました。具体的には以下の通りです。
- 空港から乗った通常のタクシー
- 上海地下鉄
- ファミリーマート
- Dairy Queen(アイスクリーム店)
- 佳家湯包(小籠包店)
- 陳香貴(牛肉面)
などなどといった場所で利用できました。
私自身は決済エラーが出る場面は一切なく、QRコードの支払いは大変スムーズに行うことができました。
ミニアプリは、一部使用できない場合も
ただ100%すべてが完璧かというと、そうではない場合もありました。
一部のお店は、AlipayでQRコードを読みこむとメニューが表示されるので、そこから注文するシステムが整備されています。ただ、一部のお店(具体的にはケンタッキー)などで利用できない場合がありました。
ただそういったお店もそこまで多くはないですね。独自のアプリがあるようなところはそういう場合があるのでしょうが、Alipayの標準的なメニューを使っているお店は特に問題なく利用できました。
現金は、むしろ使えない場面も
私自身、パンデミック後に国境解放後初めての中国だったので、念のため現金も持ちながら中国に入りました。結論としては、現金を使う場面はありませんでした。むしろ、現金が使えない場面のほうが多かったです。
試しに現金も使ってみるか、と思って、何件か現金も使ってみました。体感としては、レジに人がいる場合には受け付けてくれました。(先ほどのケンタッキーや、飲食店、コンビニなど)
ただ、レジに人がいないようなところ、具体的には地下鉄で使えなさそうな感じなのは驚きました。(AlipayのQRコードで地下鉄も乗れるので、私自身は利用には問題がありませんでした)
こちらの写真は、上海でも乗り換えがあるようなかなり大型の駅の券売機です。ずらずらと券売機が並んでいたのですが、写真の感じでお金入れるところが「不使用」のシールが貼られて使えないようになっています。
じゃあこれ電源入っている意味あるの…?と思い切符を買おうとしたら、決済はQRコードになっていました。じゃあ最初からQRで乗るわ!ということで、実際問題ほぼ誰も使っていませんでした。(たまにQRで買っている人がいたのですが…そのアプリでそのまま乗れるんですけど、なんでなんでしょうね)
ただ外国人観光客が券売機で現金使えないのに困っていて、どうするんだろう…と思って見ていたのですが、ものすごい広い地下鉄駅の中に、有人窓口が1か所だけあって、そこで話して切符を買おうとしていました。そこで買うのは結構ハードル高そうですが、券売機では買えないのでそうせざるを得ないですね。
欠点:200元以上の支払いには、3%の決済手数料が必要
で、すごい無敵に思えるAlipay支払いですが、1個だけ欠点があります。
- 200元以上の支払いには、3%の決済手数料が必要
地味に痛いですが、とはいえ中国で200元以上支払う事はそこまで多くないと思うので、あまり問題にはならないと思います。
空港から市街地にタクシーで入ったら使いますかね?あとは高級店とかいけば使うかもしませんが、大体の決済は低額なので、ほとんど問題になることはないはずです。
結論:Alipayが使えればOKだが、Alipayが使えなくなったら詰むので注意
ということで、私の体感としてはもうAlipayさえあれば中国は一切困りません。それだけでやっていけるはずです。
ただ、逆に言うと、Alipayが使えなくなると詰みます。例えば、以下のような事態が発生すると詰みます。
- Alipayに紐づけたクレジットカードが、中国での決済を不正検知して止まる
- スマホが紛失・故障する
- スマホでの通信が行えなくなる
Alipayだけあれば中国は十分滞在できるのですが、逆に言うとAlipayが使えなくなると詰みます。
上記に対するバックアッププランは持って行ったほうがいいでしょう。特に一番ありそうなのは、クレジットカードの予備ですね。最近クレジットカード会社の電話が本当に通じないし対応が悪い場合も多いので、不正検知してとまっても戻せない場合があります。(中国ではないのですが、パンデミック後にほかの国でカードが止まってしまい、滞在期間中に対応してもらえなかった場合がありました…)
考えるのがいろいろ面倒な場合、現金をもっていけば安心、というのはあります。何かあっても現金さえあればとりあえずなんとかできるでしょう。
クレジットカードはあまり使えないことが多いですが、外国人観光客が多いお店は使えないことがない気もします。とりあえずコンビニでは使えないです。印象として、中国といえば銀聯カードのイメージだったのですが、もはやQRが普及しすぎて銀聯カードすら使ってる人を見なかったので、カード全般使えるのかどうかよくわかりません。ただ全く使えないというわけではなく、たまーに使える場所は見ました。(上海タワー近くのDairy Queenというアイス屋さんで使えた)ただあまりあてにはしないほうがいいと思います。
実際に使ってみた際の様子まとめ
とはいっても、実際に使う際の様子がわからないと不安、というのはあると思います。
そこでここでは、私が実際に使ってみている際の様子をまとめました。
前提条件 : 知っておきたいAlipayで支払う上での基本ルール
利用する上では、このAlipayのホーム画面の使い方だけ覚えておきましょう。左上三つのボタンの使い方だけ覚えておけばOKです。
- Scan … 机や店頭に出ているQRコードを読み取って支払う場合のボタン。飲食店のオーダーもこれでScanしてAlipayからする場合が多い。
- Pay/Reciive … コンビニや普通のお店でなどでレジ支払いする場合は、こちらで自分のQRコードを表示して、レジでScanしてもらうことが多いです。
- Transport … 押すと、Bus/Metro/Taxiが選べるので、該当するものでQRコードで電車に乗ったりできる
ScanとPayは、日本でも使われているPayPayやd払いなどの決済方法と同じですね。自分で読み取って入力するか、店員さんに読み取ってもらうかの差です。
日本と違うのは、Transportですね。中国では電車もQRコードなので、こちらから専用のQRコードを出して乗車・下車します。詳しくはのちほど説明します。
あと、自分のQRコードをスキャンしてもらうパターンでは、以下に注意してください。
- 自分のQRコードを店員に読み取ってもらったあと、アプリに通知がきて、暗証番号の入力が必要な場合があります!
これは日本のQRコードではないパターンなので注意してください。
コンビニで、自分のスマホのQRコードを読み取ってもらって決済したのですが、決済が通りませんでした。なんでだろ…ともう一回やろうとしたら、なんと自分のアプリに承認通知が来ていました。つまり、こういう流れで決済が必要なのです。
レジを打ってもらう ⇒ 自分のスマホのQRコードを読み取ってもらう ⇒ 自分のスマホに通知が来るので承認 ⇒ 決済完了
日本だと、自分のスマホのQR読み取ってもらったら、それで終わりです。
ただ中国だと、自分のスマホのQRを読み取ってもらった後、自分のスマホに通知が来るのでそれを承認しないといけません!
これは日本と違うので要注意です。決済が完了するまで、自分のスマホはしっかりチェックしましょう。
タクシーでの利用例
まずタクシーということで、私は上海浦東空港から、上海中心部までタクシーを利用しました。
正直タクシーは、中国に限らず、アジア全般要注意な国がほとんどだと思います。東南アジアだとGrabがで革命的に改善されましたが、中国はなー…という不安がありました。
ですが中国のタクシーで驚いたのは、目的地についたら、ディスプレイ(日本のタクシーでも助手席の後ろにモニターに映像が流れていると思いますが、あれです)に、金額ががっつり表示されます。メーターと連動しているので、これごまかしようがないですよね。
その上で、そのAlipayでスキャンしてその金額入力して払うことになります。これかなり、運転手からするとぼったくりしにくいとおもいます。せいぜい、遠回りするぐらいしかできないですね。
中国だとおつりがないとかでぼったくられるのはよく聞きましたが、こうやってテクノロジーが進化するとぼったくりにくくなって客的には助かるな…と思いました。
支払いもこんな感じで無事完了しています。ただこの時は、深夜に上海浦東空港から上海市街地に入っているので、支払いが200元を超えたため3%の追加手数料がかかっています。
上海地下鉄での利用例
これは便利でしたね。QRコードで電車に乗れます。
改札が写真のようになっていて、QRコードを読み込ませるところがあります。決済とは別に、上海地下鉄専用のQRコードを表示できるので、それを表示して入場と出場の時に読み込ませるだけです。
基本的には使い方は、一番上の列から「Transport」を選んで、Bus/Metro/Taxiになっているので、Metroを選ぶと地下鉄のQRコードが表示されます。それを読み込ませるだけです。
中国は広いので、北京なり深圳なり上海なりで、地下鉄の運営会社が違うんですよね。Alipayの素晴らしいところは、GPSで該当する地下鉄を勝手に選んでくれるのでめっちゃ使いやすいです。
一番最初だけ、登録作業が必要で、個人情報の連携を許可したりとかの操作は必要です。ただそれもAlipayの情報が連携されるので、入力しなおしたりとかはいりません。
佳家湯包(小籠包店)での利用例
佳家湯包は本当素晴らしいです。私大好きですね。
こちらのスタイルが、今の中国の一般的な飲食店のスタイルになってくると思います。
まず、お店であいている席を探して、勝手に座ります。あいてればもうなにも言わず座っちゃっていいみたいです。
机の上にQRコードがあるのですが、このQRコード、その座席専用のQRコードになりますので注意。(全部QRコードが違っていて、それで座席の場所を判別しています)
自分が座っている場所のQRコードを読み込みましょう。読み取りはホームからScanで読み取ってください。
Alipayの素晴らしいことは、翻訳ボタンがついていることですね。左のメニューだと中国語なんですが、「Translate」のボタンを押すと英語になります。
写真もついてますし、漢字と英語と写真がついているとメニューが想像しやすくて、すごい頼み易いですね。日本人的には。
(まあ結構翻訳してくれないときも多いんですが…とはいえまあ助かります)
こんなかんじでずらずらーっと並んでいるので、頼みたいものを頼む感じです。もちろんドリンクも選べます。(なお、缶のまま出てきます。海外あるあるですね)
+ボタンを押して、一番右下の黄色いボタンでオーダー完了します。
最終確認画面で、ボタンをおすとこのままAlipayで支払いができます。この一貫性は本当便利です。
もう座席番号もオーダーも伝わって、支払いもAlipayで完了しているので、あとは座って店員さんがもってきてくれるのを待つだけです。
さあおいしい小籠包を頂きましょう。
コンビニ(ファミリーマート)での利用例
ファミリーマートは普通です。日本と同じですね。商品をレジに持って行って、支払うときにQRみせるだけです。
ただし、最初に書いた通り、店員が自分のスマホのQRを読み込んだ後、自分のスマホに承認通知が来る場合があるので注意です。
これはそんなに変わったことはなかったですね。かなり普通です。
Dairy Queen(アイスクリーム店)での利用例(やや失敗例)
Dairy Queen、私大好きなんですけど、日本からは完全撤退してしまったので…。見かけると入ってしまいます。
Dairy Queenは座席では注文できなくて、店頭にQRコードが出ているのでそこで注文するスタイルです。
なんですが、このQRコード、アプリで読み取れるんですがなぜか私のスマホだと店舗が選択できませんでした。この手の座席で注文しないタイプは、たまに失敗することがあるな、という印象です。
こういう場合はもう仕方ないので、レジで店員に頼むしかありません。ただ私が行った店舗は、結構頼んでいる人が多かったのでまあこんなもんかな、という印象です。
上海タワーのすぐ近くの店舗で、外国人も多かったからかもしれませんが。
ケンタッキーでの利用例(失敗例)
私海外のケンタッキー大好きなんですよね。(日本のももちろん好きですが)
単純に鶏肉が好きなんですけど、国によって結構味付けも違って、オリジナル商品とかに面白いのが多いんですよね。アジアだとスパイシー系が日本では味わえない本気の激辛さ加減だったりと、日本では味わえないケンタッキー体験が好きなんです。
で、こちらのケンタッキーはレジ前にQRコードがあって、そちらから注文するスタイルのようでしたが…。
こんな感じで、Alipay内に専用のミニアプリを入れるために登録が必要なのですが、電話番号が不正です、というエラーがでて捜査ができませんでした。
おそらくですが、中国の電話番号でないと登録できない仕組みになっているようでした。こういうのが困るんですよね。対処できないので。なので、ミニアプリからしか注文が入れられないので、ケンタッキーはアプリから注文ができません。
ということで、レジで普通にメニューを指さしながら注文して、テイクアウトしました。ただ、ほぼほぼアプリで頼む人ばかりの昨今、店員がレジに慣れていないんです。結果、セットメニューが全部単品で入っていて割り引かれず、単品の価格のままになっているという…。
まあもう、レジの打ち方もよくわからないんでしょうね。あんまいないでしょうからこればっかりは仕方ないかなあと。
こういうトラブルもまあ海外旅行あるあるということで。
中国本土以外(香港やマカオと、日本やその他外国)では、使えないため注意
Alipayは特に東アジア・東南アジアでは、使えるようになっている場所をよく見ます。じゃあ、海外でいろいろAlipay使えて便利では!?と、思われる方がいるかもしれません。
Alipayに日本のクレジットカードを紐づけている場合、中国本土以外では使えませんので要注意です。
- 問題なく使える場所
- 中国本土の都市(北京、上海、深圳、広州…などなど)
- 使えない場所
- 香港、マカオは使えません
- ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールなど、中国以外の国も使えません
- もちろん日本でも使えません
中国本土の都市でしか使えない、ということは頭に入れておきましょう。特に香港あたりは使えないの?と思いがちですが、使えません。
ただ香港の場合は、中国と決済事情がかなり違います。普通の外国と同じで、現金はもちろん当たり前に使えますし、クレジットカードも使えます。このあたりの感覚がかなり違うので、特に問題はないかな、と思います。
Alipayを登録する流れ
Alipeyへ紐づけるカードはWiseカードがおすすめ
アリペイへの紐づけがおすすめなのが、Wiseデビットカード。私は実際にアリペイ決済をこのカードで行っています。
- デビットカードなのでチャージした分までしか使えず安心
- 海外決済手数料がお安い
- アプリから使い捨てカード番号を発行できる
中国の場合、ほとんどがアリペイ利用。実際のカードは殆ど使いません。Wiseは、申し込むと実際のカードが送られてくるまで時間がかかってしまいます。ですが、アプリから使い捨てカード番号をすぐ発行できるため、登録さえ終わればアリペイでは使えるのです。直前に行かれる方でも安心です。
もちろん中国以外の他の海外でも、カードが到着すればそのカードで決済が可能。中国以外の国でも便利でお得に利用できるので、非常におすすめです。
実際に中国での利用レポートはいかにまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください。
Alipayへ実際に登録する流れ
Alipayのアカウントを登録する前に、以下を準備しておきましょう。
- 登録する電話番号(日本の電話番号でOK)
- パスポート
- 決済に利用するクレジットカード番号
なんでパスポートを!?という方もいらっしゃるかもしれませんが、国際的なマネーロンダリング対策の一環として、決済を行うようなソフトはパスポートによる本人確認そのものは割と一般的です。諸外国のソフトでも割と見られます。
どうしても個人情報を入れたくない方向けに、メールアドレスとクレジットカードのみでも登録がが可能なように、案内は作ってあります。
それでも私が確認した時点ではQRコードが表示できたので、たぶん少額決済は通りそうな気がします。ただ、どこかでなんらかの規制がはいって使えなくなる可能性は高いと思うので、その点は十分注意してください。
Alypayアプリをスマートフォンにインストール
まず、Alipayのアプリをインストールします。以下からインストールしてください。
Alipayアカウント作成
アプリを起動し、Alypayアカウントを作成します。
- 電話番号 もしくは メールアドレスでアカウントを作成
メールアドレスのみでも使えないわけではないですが、制限がかかり使えなくなるリスクがあります。きちんと本人確認を行うためには、電話番号を登録する必要があるため注意してください。
実際の画面操作の様子は、以下から確認してください。
「Alipayアカウント作成」をスクリーンショットで確認
- 一番下から「Sign up」を選択
- 電話番号で登録する場合は、この画面の「Enter mobile number」から電話番号を入力
- 最初に表示されている+86は、中国の国際電話番号のため注意。タップして、「Japan +81」に変更すること。
- メールアドレスで登録する場合は、この画面の「Sighn up with email」を選択
- (メールで登録する場合は)この画面からメールで登録作業を実施
- サービス規約への同意をする。(ここでなく最初で出る場合もある)
- 電話番号へのSMS、もしくはメールで認証コードが送られるので入力
- 入力すると待機画面になるので待機
- 利用者の国籍を選択。「Japan」を選択。
- 位置情報へのアクセスを要求されるので、「Next」を選択
- 位置情報の提供を許可する。
- 「アプリの使用中のみ」でOK。
クレジットカード情報の登録
Alipayで利用するクレジットカードを登録します。
- Alipay決済に利用するクレジットカードを登録
- Visa、マスターカード、JCBが利用可能。アメックスは記載がありませんでした。
実際の画面操作の様子は、以下から確認してください。
「クレジットカード情報の登録」をスクリーンショットで確認
- 一番下の三つのボタン、一番右から、「Account」を選択し、上のメニューから「Bank Cards」を選択
- Add Cardの画面になるので、下にある「Add Card」をタップ
- Alipay決済時の暗証番号を、数字6桁で入力
- この番号は、Alipay決済時に高頻度で使います。忘れない&間違えない番号にしてください。
- クレジットカード番号を入力
- クレジットカード番号がチェックされます。
- 問題なく追加されると、この画面になります。
個人情報の登録
私が確認した時点では、この段階で、QRコードはすでに表示可能でした。試してないのでなんともですが、少額の決済は通りそうな気はします。どうしてもパスポート情報と日本の電話番号を登録したくない方は、この段階で使ってみても良いとは思います。(ただし、何らかの規制に引っ掛かり使えなくなる可能性も高いため、要注意です。すぐ登録作業をして、制限解除できる体制は整えましょう。)
決済時のトラブルを避けたい方は、おとなしく日本の電話番号、パスポートを登録しましょう。
- 日本の電話番号による認証(最初に行っていれば不要です)
- パスポート情報の登録
「個人情報の登録」をスクリーンショットで確認
- 一番下の三つのボタン、一番右から、「Account」を選択し、上のほうにある「Add account info to complete registration」を選択
- 「Add mobile number」(最初に実施していた場合は不要)と、「Add ID」を行う。
- 電話番号で登録する場合は、この画面の「Enter a new mobile number」から電話番号を入力
- 最初に表示されている+86は、中国の国際電話番号のため注意。タップして、「Japan +81」に変更すること。
- 電話番号に認証コードが送られるので、入力して認証する
- パスポート情報を入力する
- パスポートを写真撮影して送る
- 左が個人情報の登録前、右が個人情報の登録後。
- 「Add account info to complete registration」の文字が消えていれば、個人情報の登録完了