台湾の郵便局（中華郵政）の両替ガイド 店舗地図・レート・やり方まとめ

台湾で両替したい場合、郵便局は土曜日も営業していることもあり便利に両替できます。

ただ、すべての郵便局が両替できるわけではなく、一部の郵便局のみ両替に対応しています。具体的にどこで両替できて、どうやって両替すればいいの？ということで、この記事では台湾の郵便局で両替するのに必要な情報をまとめました。

台湾の郵便局（中華郵政）のレートについて

ではまず台湾銀行・兆豊銀行の両替レートについて確認していきましょう。以下の通りとなります。

両替場所	両替レート	両替手数料
中華郵政	1台湾ドル = 4.8309円	1台湾ドル = 0.2070円
台湾銀行	1台湾ドル = 4.8403円	1台湾ドル = 0.2066円
成田空港	1台湾ドル = 5.1332円	1台湾ドル = 0.1948円

参考として、台湾銀行と成田空港のレートを掲載しています。

傾向としては若干台湾銀行のほうがレートがよいですね。ただ、銀行と比べた場合郵便局の営業時間は長めですし、土曜日午前中も一部の郵便局が営業しています。

基本的には台湾銀行で良いとは思いますが、もし営業時間外に両替したかったり、ちかくに台湾銀行がない場合の代わりに両替すればよいのかなと思います。

日本の空港代表として成田を載せていますが、これは日本の空港では比較的よいほうです。ただやっぱり台湾のほうがレートがよいですね。あまり日本の空港での両替はおすすめできません。

台湾の郵便局（中華郵政）での両替の仕方

では実際に台湾の郵便局で両替するためにはどうしたらいいでしょうか？ここでは実際に両替をしてみた際の様子をまとめました。

臺北火車站郵局（台北駅郵便局）

一番わかりやすい場所にあるのが台北駅郵便局…なのですが、ここは迷いやすいことで名高い台北駅。私も何回か台北駅行ったことありますが、毎回迷います。難易度は東京駅以上で、新宿駅や梅田駅ぐらいの難易度ですね。

とりあえず台北駅郵便局に行きたい場合、迷わないコツは一旦地上に出ることです。地下から行こうとすると迷います。地上1階の入り口からはいってしまうとわかりやすいです。

営業時間は以下の通りです。最新情報は中華郵政の臺北火車站郵局ページで確認してください。

分類	営業時間
平日	8:30～17:00
土曜	9:00～12:00
日曜	お休み

こちらはたくさん外国人が両替に訪れるからか、手馴れていてスムーズな印象です。

こちらが台北駅の地図です。両替所は「南1門」出口にあるので、そちらを目指してください。

台北駅の吹き抜けですね。こちらから南側のほうにおめあてはあります。

こんな感じです。南1出口が写真右側で、そのすぐ左にあるのでいけばわかるとおもいます。

角のところに受付ボタンがあるので、それをおします。番号札がでてくるので、自分の番号が呼ばれるまで待ちます。呼ばれたらそこで両替する感じです。

パスポートと現金と番号札だけ準備しておきましょう。あとは受付で対応してくれます。

受付ボタンはこんな感じ。タブレットですね。日本語の案内もあります。左側のほうを押すと、受付券がでてきます。

台北金南郵局の両替体験記

続いては普通の郵便局の場合の両替もご紹介していきます。

こちらは東門駅・永康街にほど近い台北金南郵便局。台北ではかなり大型の郵便局ですね。

郵便局の場合、大きい小さいは関係なく、両替対応の郵便局であれば対応してくれます。そこのチェックを忘れないでください。

日本人にはものすごいわかりやすい郵便局感ですね。入りやすいと思います。

外貨両替に対応している郵便局は、店頭にこんな感じでMoney Exchangerという表示がでています。この表示がでているところはやってくれるはずです。

入ったらこんな感じで、発券機があるのでこちらで番号札をとってください。

なお、両替は「儲匯業務」です。これは「Banking」的な意味で、日本でいうゆうちょ的な業務のボタンですね。なのでこのボタンをおして、番号札をもらって呼ばれるのを待ちます。

こんな感じで、日本と同じで番号を呼ばれるのを待つ感じですね。

両替自体はパスポートと現金、番号札があれば対応してもらます。書類は書きますが、窓口でかけばOKで対応してもらえます。

台湾の郵便局（中華郵政）での両替の注意点

郵便局すべてで両替できるわけではなく、両替できるのは一部のみなので注意

代表的なエリアで、どのくらいの郵便局で両替できるのかをまとめました。

エリア	両替ができる郵便局数
台北市	46局（全154郵便局中）
台中市	24局（全116郵便局中）
台南市	24局（全105郵便局中）
高雄市	22局（全158郵便局中）

ということで、一番多い台北でも三分の一ぐらい、それ以外の都市だと大都市でも五分の一以下になります。なので、両替できる郵便局のほうがめずらしいですね。

そのためきちんと事前に場所を確認して訪れることをおすすめします。このあと、都市別に両替できる郵便局の一覧と地図をまとめてご案内します。

営業日・営業時間も郵便局によって異なるため注意

店舗によって微妙に異なる場合もあるのですが、おおむね営業時間は以下の通りです。

エリア	両替ができる郵便局数
平日	8:30～17:00
土曜日	9:00～12:00（一部店舗は土曜日はお休み）
日曜日	お休み

標準的な営業時間はこんな感じです。

台湾の銀行は平日の15:30までで、土曜日はやってないのが標準です。そのため、銀行がやってないときに両替したい場合に助かりますね。

このあたりの店舗別の営業時間もこのあとまとめていますので、確認してからの訪問をおすすめします。

両替にはパスポートの提示が必要

台湾での両替は、パスポートの提示がどこでも必要です。

忘れると両替できませんので要注意。しっかり準備しておきましょう。

宿泊ホテル名は控えておくこと

郵便局で両替する場合、書類を記載するのですが、宿泊ホテル名は必ず記載が必要でした。英語で問題ないので、ホテル名は控えておくとスムーズに両替が可能です。

両替ができる台湾の郵便局（中華郵政）の一覧・地図

では肝心の両替ができる郵便局はどこにあるの？ということで、一生懸命地図を作ってみました。

2024/03時点の情報に基づいて、両替に対応した郵便局が主要都市のどこにあるかを地図でまとめています。また、参考に台湾銀行・兆豊国際商業銀行の場所も表しています。

公式から引用はしていますが、誤りがある可能性もありますので、参考程度にご利用いただければと思います。（多分大丈夫だと思いますが…）

ロゴ	種類
	中華郵政（平日・土曜日午前営業）
	中華郵政（平日営業）
	台湾銀行
	兆豊国際商業銀行

郵便局の場合、地図上にあるお店のアイコンをタップしてもらえれば、「Google マップからの詳細情報」の吹き出しがでます。そこのURLから郵便局公式サイトの、各郵便局の詳細案内ページにとべます。

そちらで最新情報（営業時間と、「服務性質」に「外幣人民幣現鈔及旅支經辦局」の表示があること）を確認したうえで両替するようにしてください。

台北・新北